【地元愛。譲れない想い。】天草 Amakusa 編

Culture

2020.02.03

私の名前は『良木』と書いて、ヨシキではなく『ラギ』と読みます。名前が変わっているのでよく出身を聞かれます。

「天草です。」と答えると「あ〜〜っ」と7割方微妙な反応の後「良いトコだよね〜、あれ?長崎でしたっけ?」と。「(おしい!) いえ、熊本県なんですよ〜。」…九州に住んでいた頃は「何年か前に行ったよ〜」みたいな話の発展も、本州の方々からはほとんど発生せず…。もしくは、「天草四郎ですね」と。(それは間違いありません!)
初対面の方に覚えてもらい易い反面、何とも言えない寂しさに襲われる事があります(笑)

そこで、天草の魅力を少しでも多くの方に知ってもらいたい!と、このシリーズのトップバッターに手をあげさせてもらいました。

野生のイルカと出会う島。

イルカウォッチングで触れられる野生のイルカ達
イルカウォッチングで触れられる野生のイルカ達

天草諸島は大小120余りの島々からなっており、九州本土と『天草五橋』という5つの橋で結ばれています。北は有明海、東は八代海、西は東シナ海の天草灘に囲まれ、車海老、ウニ、イカ、タコ、キビナゴ等、豊かな海の幸に恵まれています。

そんな天草の象徴は野生の『イルカ』

天草五和町の沖合に約300頭のバンドウイルカが生息しており、船を怖がらずに近づいてくる為、乗船から約15分で野生のイルカと出会える『イルカウォッチング』ツアーが有名です。私も数回乗船した事がありますが、愛らしいイルカに近くで触れながら海の美しさも堪能できる、子供も大人も楽しめるお勧めのアクティビティです。
ちなみに天草エアラインの飛行機もイルカをモチーフにしたデザインです。

また、数年前友人と近場の磯で釣りをしていたらイルカの群れの泳ぐ姿が見え、慌てて釣り糸を手前に引き上げた、という経験もあります。
普段イルカが泳いでいる場所では無いのにと驚きつつ、改めて天草の海の美しさとイルカの存在の近さに触れた出来事でした。

みんな踊れる『ハイヤ踊り』

牛深町のハイヤ祭りの様子
牛深町のハイヤ祭りの様子

私の地元は天草の中でも最南端に位置する、『牛深(うしぶか)』というところです。

熊本で一番綺麗な海水浴場があると知られており、その他にも『ハイヤ祭り』とそこで踊る『ハイヤ踊り(節)』が有名です。

『牛深ハイヤ踊り』は江戸時代から伝わる『元祖ハイヤ節』で、徳島県の『阿波踊り』の原点と言われています。『ハイヤ』の由来は、元々『南風』の事を九州で『ハエの風』と呼んでいる事から、訛って『ハイヤ』になったようです。

この『ハイヤ踊り』、私もそうですが、牛深の住民は皆踊れます。…なぜなら小中学校の運動会でみんなで踊るからです!体にしっかり染みついており、ハイヤ節が聞こえると勝手に体が動き出します(笑)

『牛深ハイヤ祭り』は毎年4月中旬に開催されます。ご興味のある方は是非お越しくださいませ!

熊本でも通じない『天草弁』

天草市内を走るバス『のってみゅうか〜号』
天草市内を走るバス『のってみゅうか〜号』

恥ずかしながら18歳になるまで電車に乗ったことが無かった私。18で天草を飛び出し、福岡の大学に通い始めた際に、あまりにも便利な電車の次に驚いたのが『言葉』です。

日常使っていた単語が通じない。そう、天草弁ではスムーズなコミュニケーションが取れないのです。それは九州一の街福岡だったからではなく、天草と同県の熊本市内でも同様だったという事を後ほど知り愕然としました(笑)

代表的な天草弁をご紹介しましょう。

「あよ〜、こんこはどんこんみぞかね〜」よく使います。…お分かりになりますか?
答えは「うわーこの子はとっても可愛いね〜」です。
ちなみに私の祖母は「あよ〜」という言葉で、驚きや悲しみ、親しみ、時には相槌として様々なシーンで使い分けています。大学時代の友人が泊まりに来た際に、面白がって真似していました(笑)

他には自分の事を「おい」、相手の事を「わい」と呼び、そうだねと相槌を打つときは「じゃいと」、びっくりしたら「たまがった」。

…今こうやって振り返ると、通じないのも納得できます(笑)

現在大阪で暮らし、日々関西弁に揉まれている私にとって、帰郷した時に聞く天草弁は特別あたたかく感じるものです。

静かな天草灘に沈む夕日。

天草灘に沈む夕日 茂串海水浴場より
天草灘に沈む夕日 茂串海水浴場より

日本の西端、東シナ海の天草灘に沈む夕日。
これは天草にお越しの際は是非とも見て頂きたい光景です。
きっと日々の喧騒を忘れ、心がスーッと洗われることでしょう。

よく『人間は自然によって生かされている』と言われますが、満ち満ちと自然の魅力を感じる場においては、本当に自分の存在は小さく感じます。
「人間も自然の一部なのだ、そうありたい」とさえ思わせられます。

かけがえのない地元の存在

他にも『キリシタンの里 崎津天主堂』、我が国最大級の地鶏『天草大王』、エキゾチックで妖艶な天草らしさを追求した宿『五足のくつ』、『天草陶石』、『天草オリーブ』など様々な魅力があります。

私が故郷から離れて約20年経ちますが、遠くても近い心の故郷として大切に想い続け、その魅力を色んな方々に伝えていきたいと思っています。

天草にご興味のある方は、わたくし良木(らぎ)にお声がけください!

ジゴワット 大阪 TEL 06-6241-5501

お気軽にお問い合わせください。

CONTACT