【ジゴ編 1on1 第4回】みんなで作るのが面白い!アートディレクターが語る空間デザインの魅力とは

Culture , デザイン

2020.03.25

岡田伸一と岡田典子

ジゴワットの社員を1on1のカタチで掘り下げてご紹介するコーナー。
スペシャリストである社員のノウハウや仕事に対する思いなどを社外のみなさんに知ってもらいたいということはもちろん、社員同士の理解を深めたいという思惑もあります。
今回はジゴワットでのデザイナー歴がともに20年以上ある、岡田(伸)・岡田(典)による「ふたりの岡田」の1on1です!

お客さんのことをまず好きになる!

展示会、プライベートショー、ショールームと幅広く様々な案件に岡田(典)さんはアートディレクターとして携わっていますよね。仕事を進めていくなかで、気をつけていることや心がけていることはありますか?

岡田(典):
まず、わたし、どんな案件やるときでも、一番初めにすごく調べるんですよ。めちゃくちゃ調べて、そのお客さんのことを知って、好きになろうとします。 今後どういう動きをしようとしているのかや業界の立ち位置等、徹底的に調べます。それをしていくと、なんとなくその企業の魅力や「あ、ここけっこう好きだな」みたいなのが見えてくるので、そこをうまく表現できるようにプランを作っていくことが多いです。
好きにならないとその人のことをうまく伝えてあげようって思えないじゃないですか。

なるほど。仕事の一番初めの段階ですよね。そういえばオリエンに行く前に、お客さんのことや製品を理解するために大きいスケッチブック使ってやっていますよね。

写真左:岡田(典) 右:岡田(伸)

空間デザインの魅力は?

空間デザインという業界は、ちょっと特殊な業界だと思うんですけど・・・

岡田(典):
たしかに。この業界で一番わたしが好きだなと思うのは、展示会なりショールームなり、そこに求められる目的がはっきりしているところです。しかも自分がやったものがどういう経過になったとか、それに対してどういう反応があるかっていうのを自分で実際目にすることができる。それって多くの業界ではなかなかなくて。提案できて、最終形にできて、変化を見ることができるっていうのはこの仕事の魅力ですよね。

それに、空間って照明の光ひとつで空気変わるし、音響とか音楽で変わるし、映像とかグラフィックとか、コンテンツが複合的に絡んでいるのも面白いですよね。飽きないし、どんどんどんどん勉強してかなきゃいけないこともあるし。人をどう誘導していくかとか、そこに人がいないといけない話でもあるので、深いです。

みんなで作り上げる喜びと実感

では、今まで手がけられた中で特に印象深かった仕事はなんですか?

試行錯誤を繰り返したプラン作り

岡田(典):
一番印象的なのはAdvantest Expo(2012)というプライベートショーです。わたしがアートディレクションを意識して仕事をした初めての案件で。この案件こなせるのかなっていう不安が大きかったので、なんとかうまく乗り越えたっていうのは強く印象に残っています。

ちょうどサブプライムや3.11の後だったので、全体的に経済界がどんよりした時期だったんですよ。オリエンで「この会場に来てもらって、未来はこう変わっていくんだと、この先に期待感を持って元気になってもらえるような展示会にしたい」と言われて、その言葉にとても共感できたので、その思いをベースにプランを考えました。

今までアドバンテスト様の展示は、製品ありきの展開をずっとされていたのですが、そこを「(最終的に使われる)製品によって人々の暮らしがこんなに変わっていくんだよ」と、人によりそったものにしていきたくて、そういう空間にするために、会場全体の空間・グラフィック・映像等も含めどう展開していくか、統一感をもたせるために試行錯誤して作った案件でした。

みんなで作り上げて、みんなで実感できた

岡田(典):
「半導体の知識がない人達にも理解できるように、紐解いて伝えてほしい」というお題もあったので、どんな技術なのか、いろいろな事業部の人からレクチャーを受けました。こっちも質問して、勉強して、学んで。じゃあこれをどう展示の表現にしようっていうのをもう一回考えて。それを伝えて、話し合って、こんな方法があるよねってみんなで一緒に展示を作り上げていきました。

それを乗り越えたから、自信とか、見えてきたものとかってありますか?

岡田(典):
開催中は朝から晩まで、実際に会場に立っていたんですよね。そしたら株主さんや来られたお客さんがわたしのことをアドバンテスト様の社員だと間違えて、「今回の展示すごいいいね」ってほめてくれることがすごく多かったんですよ!それがとても嬉しくて。社員さんたちもみんな嬉しそうにしていたし、来た人も楽しんでくれていたみたいで、オリエンで言われた「みんなを、来た人を元気にしたい」っていうのが叶った空間だと思いました。みんなで思ったものを形にして、みんなで実感できたっていうのが忘れられないですし、わたし自身、まだのびるな、もうちょっといけるなって広がった感じはあります。

若い人たちへ

最後に、若い世代の空間デザイナー、アートディレクターを目指す人たちにひとことください。

岡田(典):
自分の得意分野はここで、これは苦手ですという線引きを若いうちからしすぎる人が多いなって感じていて。「僕はこれが苦手なので」っていうのを最初からけっこう言っちゃうので、それだともったいないなぁって。
空間デザインにはいろんな要素があるので、苦手っていうと空間デザイナーとしての仕事の幅が狭まりますよね。あまり怖がらずに失敗してもいいからどんどんやってったらいいのになって思います。

「わたし面倒みるからうちおいでよ」っていうメッセージですね。笑

まとめ

「TYOグループ入りしてつながりが増えているから、新しい分野にもトライして広げていきたいし、クライアントとアーティストをつなげて面白い化学反応を起こしたい。」と話す岡田(典)さん。しんどいことを乗り越え、どんどん新しいことにチャレンジしていく姿勢は見習わないとな、と思いました!

こんなふたりの岡田に展示会やプライベートショーやショールームの相談をしたいと言う方!どしどしお問い合わせください。お待ちしております。
BtoBはもちろん、Cの人も絡む空間の案件もお手伝い可能です!

株式会社ジゴワット
大阪 TEL:06-6241-5501 担当:岡田、良木(らぎ)
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